書評:石田衣良「うつくしい子ども」

マイミクのナオトさんに紹介されて石田衣良「うつくしい子ども」を読みました.私にとっては石田衣良最初の長編です.

うつくしい子ども (文春文庫)
石田 衣良
文藝春秋 (2001/12)
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殺人事件の犯人が誰かってのは帯を見れば最初から分かっているのですが,その外堀を埋めていくと同時に伏線を張っていく著者の表現力に脱帽です.

神戸の例の少年犯罪事件をモチーフに描かれたそうで,いろいろ考えさせられる作品です.しかし,それ以上に,主人公達のように信頼できる友達と少年時代を過ごせたらなぁ…と失われた日々を懐かしく思っています.