書評:市川拓司「世界中が雨だったら」

「いま,会いにゆきます」の著者,市川拓司さんの新作「世界中が雨だったら」を読みました.

世界中が雨だったら
世界中が雨だったら
posted with amazlet on 07.10.14
市川 拓司
新潮社 (2005/06/29)
売り上げランキング: 113713

…この本を読むまで,私は著者のことを「ちょっと暗めの設定だけれど最終的にはファンタジーっぽいイイ話を書く人」という位置づけをしておりましたが…

訂正.

この本は,著者の暗い面-鬱屈した暗さ,救われなさ,死や病に対する恐怖-のみで構成されています.

これはこれで面白いという方もいると思いますが,著者のラブストーリーが好きな方には一切オススメしません.暗すぎます.