マンガ評:村枝賢一「仮面ライダーSPIRITS」第13巻
「仮面ライダーSPIRITS」略してライスピの最新巻.
講談社 (2007/09/21)
第12巻から続く四国篇の決着.そしてZX(ゼクロス)=村雨良と,大首領=JUDOの心の戦いを描く最新巻.前巻から続く風見志郎こと仮面ライダーV3の活躍は見事で,血を吐きながら,
フン…待ちかねたぜ
ザコの相手はもう
飽き飽きしてた所だ
と敵幹部を迎え撃つシーンや,
だが大首領
お前はここで
俺と死ぬんだ
と大首領に仕掛けるシーンなど,相変わらず涙を誘います.
ただ,こと主人公・ゼクロスの話になると弱いですね.大首領が仮面ライダー1号からスーパー1までの姿を見せるあたりは中だるみ,中休みの印象を受けます.
本作は,連続ドラマとして展開されなかった不遇のライダー・ゼクロスを主人公に据える一方,1号ライダーからスーパー1までの個々の魅力を余すことなく描いています.ただ,ここに来て,主役級のキャラが10人(滝を加えたら11人)いることにより個々のキャラ,特にゼクロス(村雨良)のキャラが立たないという側面を感じるようになったきました.ここ数巻は風見志郎が主人公より目立つしなー.
ちょっと中だるみの気がする現在,番外篇があっても面白いかもしれませんね.たとえば村雨がバダンの尖兵として働いていた頃,2号ライダー・一文字隼人の改造手術の件,ライダーマン・結城丈二がデストロンを脱出する際のエピソードなど,村枝賢一センセの筆で読んでみたいものです.
2007年09月24日 20:31 | URL | コメント (0) | トラックバック (1) | 書評・読書
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仮面ライダーSPIRITS 13 (13) (マガジンZコミックス) 作者: 石ノ森章太郎, 村枝賢一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/... [続きを読む]
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