マンガ評:二宮ひかる『ハネムーンサラダ』全5巻
二宮ひかるを『ナイーヴ』に続いて読破.
『ナイーヴ』以上に,「女心って難しいー」と心の中で絶叫しました…
ハネムーンサラダとは - はてなキーワードより,あらすじ.
中学生時代に別れた恋人のショックを大人になった今でも引きずる主人公夏川実母の死を契機に小説家になる夢をはたさんと上京し、かつての恋人夏川を訪ねた斉藤遙子
夏川との事故のような出会いを契機に知り合いとなる斉藤一花
この三人の邂逅と、ふとしたきっかけで同居を始める事で、物語は展開していく
実と遙子,一花の三角関係…の一言では語りきれない関係.三人は同居し,実と一花は身体を重ねる.しかし,一花はどこかで緊張し続け,遙子は実の心境を知ってか知らずかマイペースで…
甲斐甲斐しい一花(23歳)と奔放な遙子(27歳)に囲まれる,一見ハーレムの実(26歳).実は「何考えてるんだこの女はー」的な心の叫びを繰り返します.確かに,私がこの年齢であったらそう思う.
ただし,30歳を過ぎた今となると,おしとやかで甲斐甲斐しくて,一方で男性へ依存する気があるにもかかわらず,どこか距離をとってしまう一花のようなタイプは怖いと思ってしまいます.愛され体質というのでしょうか.実の会社の社長が,「あれはお前の手に負える女じゃない」と言い切るのがよく分かる.社長の言うように,こういうタイプの女性と付き合えるのは,よっぽど度量が広いか無神経でないと厳しいように思います.私無理.
一方で,大人になると遙子のような女性,つまり頭がよくて口は悪いけれど素直になれないというタイプのかわいらしさ,あるいは弱さというのが分かるようになってきます.なるんです.たぶん.
最終的に実がどちらを選ぶかは本書を読んでのお楽しみ(私はオチにびっくりした).ただし,いつまでも素直になれない遥子を見ていると,もどかしいなーと思います.
「ほんとうの事なんてひとつじゃないのに」
女心は難しいなー.30過ぎたくらいじゃ分かりませんね.
2008年10月13日 19:17 | URL | トラックバック (0) | 【更新終了】書評・読書
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