第16回京都読書会開催案内(2011/10/29)

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月例の読書会,昨日無事開催しました.レポートは後にして,次回の読書会のご案内です.

日時



2011年10月29日(土) 15:00-(会場の都合により1時間程度前後する可能性があります)

場所



京都市中心部(参加者には個別に通知します)

テーマ



前回のお題・森見登美彦氏の『四畳半神話大系 (角川文庫)』作中に登場した繋がりで,ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』です.SFの古典を秋の夜長に読み返しましょう.

創元SF文庫や集英社文庫J・ヴェルヌコレクションが入手しやすそうなので,どちらかを読んできてください.




参加にあたっての宿題



【必須】




  • ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(創元SF文庫または集英社文庫J・ヴェルヌコレクション)を読み,どこがどう面白かったか,感想を言えるようにする。



【任意】




  • 今,自分なりのオススメの本を持参し,その面白さをプレゼンする.ただし1人2冊まで.貸出歓迎.

  • 次回のテーマにしたい1冊を考えておいてくれると助かるかも.



参加費用



原則として,お茶代のみ(個人負担)。後述の懇親会の参加者は別途費用(3,000 - 5,000円くらい)が必要。

当日のスケジュール(案)



読書会・本篇



当日のスケジュールは以下を予定しています.

15:00- 自己紹介
15:30- テーマ本の感想トーク
17:30- 各自のオススメ&読書タイム
18:00- 終了,その後2次会

2次会:びあらぶ(有志)



18時頃から有志で飲みに行きます.2時間程度で,参加費用は飲んだだけ食べただけ(過去の実績で3,000-5,000円程度).行く店は決めていないので,何か食べたいものがあればどうぞ.

なお,よりディープに語りたい方のために3次会をご用意するかもしれません.これはたぶんバーですね.

定員



10名(予定)

参加希望の方は



私こと@mixvoxまで何がしかの方法で参加申込してください.その際には,2次会への参加有無・2次会へ参加する場合には食事の希望(食べたいものや苦手なもの,アレルギーなど)も合わせてお伝えください.

締切は1週間前の10/22.なお,応募多数によりご期待に添えない場合があることをご了承ください。というか既に定員に達する見込み.


以上,よろしくお願いします.

PHPスペシャル(PHP研究所)2011年10月号に掲載されました

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本日発売の雑誌・PHPスペシャル(PHP研究所)2011年10月号に読書会が記事掲載されました.正確には取材協力です.

PHPスペシャル | 雑誌 | PHP研究所

誌上読書会 私はこう読み、こう感じた」という企画に京都読書会から4人が参加し協力し,誌上読書会ということで三浦綾子『塩狩峠』とアンデルセン『人魚姫』についていろいろ感想を言っています.

ゲラの段階で記事の内容はざっくり把握していましたが,雑誌の形になって読むと感慨深いものがあります.取材当日,一言一句掲載通りの発言をした訳ではありませんが,雰囲気が伝わっていて面白い記事です.その他にも読書に関するかなり気合の入った記事.本好きには面白い号だと思いますので,是非書店でお求めください.

しかし,目次に並ぶ名前は三浦しをん,有川浩,石田衣良,篠原涼子,向井理…私も向井理と肩を並べたと言って過言ではないですね!(ごめんなさい)

php_201110.jpg

編集部より参加者分献本頂きました.こういう表紙ですのでどうぞ!編集部ありがとうございます!

第14回京都読書会 by mixvox.org開催報告(2011/8/20)

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恒例の京都読書会,暑いけど元気に開催しました.ということでご報告.

  • 開催日時:8/20(土) 15:00-17:00
  • 場所:BELLOTA
  • 参加者数:6名

mixvoxoff_20110820_1.jpg

河原町仏光寺のスペインバル・BELLOTA(ベジョータ)さんのご好意で営業前から貸して頂きました.いつもありがとうございます.河原町の方では久しぶりの開催です.まぁ烏丸の方の店舗に行った人が1名いましたけど.

今回のお題は隆慶一郎『見知らぬ海へ』.前回参加頂いた編集者(40代男性)の人生最大のオススメ本ということでテーマに採用.徳川水軍の将・向井正綱を描いた小説です.

はたして参加者の皆さんはどんな感想をお持ちなのか,そして時代小説では盛り上がらないという京都読書会のジンクスを打ち破れるのか.詳細は以下から.

第15回京都読書会開催案内(2011/9/23)

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毎月恒例の京都読書会,毎月第1土曜が常ですが8月にお盆明けに開催したことに伴い,9月も後半にやります.そして今回は祝日開催.

日時

2011年9月23日(金・祝) 15:00-(会場の都合により1時間程度前後する可能性があります)

場所

京都市中心部(参加者には個別に通知します)

テーマ

京都ならではのエンターテインメント小説!森見登美彦氏の『四畳半神話大系 (角川文庫)』.

ついに森見登美彦先生をテーマにします!楽しみ!

参加にあたっての宿題

【必須】

【任意】

  • 今,自分なりのオススメの本を持参し,その面白さをプレゼンする.新ルール:ただし1人2冊まで.貸出歓迎.
  • 次回のテーマにしたい1冊を考えておいてくれると助かるかも.

参加費用

原則として,お茶代のみ(個人負担)。後述の懇親会の参加者は別途費用(3,000 - 5,000円くらい)が必要。

当日のスケジュール(案)

読書会・本篇

当日のスケジュールは以下を予定しています.

15:00- 自己紹介
15:30- テーマ本の感想トーク
17:30- 各自のオススメ&読書タイム
18:00- 終了,その後2次会

2次会:びあらぶ(有志)

18時頃から有志で飲みに行きます.2時間程度で,参加費用は飲んだだけ食べただけ(過去の実績で3,000-5,000円程度).行く店は決めていないので,何か食べたいものがあればどうぞ.

なお,よりディープに語りたい方のために3次会をご用意するかもしれません.これはたぶんバーですね.

定員

10名(予定)

参加希望の方は

私こと@mixvoxまで何がしかの方法でご連絡ください。その際には,2次会の参加有無を合わせてご連絡ください.

締切は1週間前.なお,応募多数によりご期待に添えない場合があることをご了承ください。というか既に定員に達する見込み.


以上,よろしくお願いします.

今更紹介するまでもない大人気ブログ・中国嫁日記が待望の書籍化!

中国嫁日記

中国嫁日記 一
中国嫁日記 一
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井上 純一
エンターブレイン

40代のオタク・井上純弌(井上純一)氏ことジンサンと,20代の中国人美人嫁・月(ゆえ)さんとの生活を描くコミックエッセイ。ブログは初期から読んでいるけれど,いやー改めて読むと実に面白い。

国籍の異なる夫婦を描くと聞くと,『ダーリンは外国人』を連想する人もいるかと思いますが,作風としてはまったく違うように思います。異文化コミュニケーションならではの面白さを描くのは共通ですが,本書では文化の違いを深く深く追求しようとしていないし,政治的要素もほとんどありません。実に気楽に読めます。

つまり本書は,あくまで萌えマンガなのです。月さんかわいい。もげろ。

本書で一番好きなエピソードは,痩せ型なのに巨乳な月さんにジンサン(著者)が「そんなに大きいんだから少しは旨を出した服装したらいいのに」と言って揉めるところです。「中国では妻に肌を露出される夫はいない」なんてギャップが面白いですね。それにしても巨乳か…もげろ。

月さんのコメントやちょこちょこ入る解説が面白いし、2人の出会いを描く書き下ろし50ページも見もの!ブログ読者も絶対に買いです。あともげろ。

中国嫁日記

これ,まんだらけで見かけたポスター…何これ本物?もげろ。盛大にもげろ。

@hyokofujiによる読書会感想をお届けします

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このblogの共同執筆者であるミサさんこと@hyokofujiがmixi(ミクシィ)で読書会の感想記事を書いてくれていたので,本人の許可を得た上でそれをこちらに転載したいと思います.私のコメント付きで.

ミサさんは京都読書会のエロ担当清純派担当.しかしmixiでの日記が面白いと関係者の間で評判であり,mixiやめた私にもメールで送って頂いたところ,アヒャヒャと声を失う始末.それくらい面白い.

ということで,@hyokofujiによる読書会感想を読んで「参加したい!」と思う人が増えればいいんじゃないかな.だいぶ遡って更新しますがどうぞ.

# これだけ持ち上げておけば,今後も面白い記事を書いてくれるはずだ!

書評:ボンボヤージュ『旅ボン 沖縄編』

「ちびギャラ」で知られるボンボヤージュ氏の旅エッセイ『旅ボン』シリーズの最新刊・沖縄編がやっと出ましたよ…

雑誌「BONTe」(ボンテ)での連載から4年近く.その間連載していた出版社のゴマブックスは民事再生したりしました.ということで4年も待たせやがりましたな!コンチクショー!な本書です.

前置きが長くなりましたが本書のレビューへ.本書は沖縄の旅行エッセイですが,一般の紀行本とはだいぶ異なります.沖縄行って雨ばかりの灰色の空をレポートする書籍,本書が初めてではないでしょうか.普通は青空イメージするよね.

そんな感じで「面白いけど旅行には役に立たない」と評判の本シリーズ.沖縄旅行の前にいかがでしょうか.個人的な経験からすると,本島を回るのはさておき,離島の経験がまったくないので意外と面白そう!と思いました.ヤギ汁食べたりゴーヤージュース飲んだりといった自虐ネタも歓迎です.私二度の沖縄訪問で経験してないです!.

なお個人的に大笑いしたのはシーサー作り.この邪神シーサーは連載時から何度観ても大笑いする.

角田光代『八日目の蝉』.読書会メンバーより誕生日プレゼントとして献本頂きました.多謝.

頂いた本は,映画化に合わせて永作博美の表紙となっていました.

角田光代によるサスペンス.誘拐犯の女性・希和子と誘拐された幼女・薫(恵里菜)の物語.1章は希和子の,2章は恵里菜の視点で話は進みますが,個人的には1章の逃避行が身に沁みます.

子供を連れた逃避行というと,ドラマ『青い鳥』(主演:豊川悦司,脚本:野沢尚)を思い出します.あのドラマが好きだったせいか,明らかに罪を犯しているし愚かさを覚えても,逃げる希和子に共感して読んでしまいます.読んでいて頭の中をglobeが流れてきましたよ.

はたして希和子は逃げてどこにたどり着くのか…は読んでのお楽しみ.裏表紙のアオリが完璧です.

逃げて,逃げて,逃げのびたら,私はあなたの母になれるだろうか…

サスペンスの1章とは打って変わって静かな2章.だからこそ女性の業のようなものが上手く描かれているように思います.血の繋がらない希和子にどこか似ていく恵里菜,これを業と言わずになんと呼ぶか…

角田光代は短篇集でも女性の愛憎や業の深さを書いていますが,短篇だけにさらりと後味を残さないようなイメージ.本書は長編だけにガツンとボディブローをキメて描いていくれます.

最後に,映画での希和子役は永作博美.これは彼女しかありえないキャストですね.

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5月の読書会(マンガ特集)で薦められた西炯子『娚の一生』,読了.「おとこのいっしょう」と読みます.

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)娚の一生 3 (フラワーコミックス)

おおう,三冊並べると破壊力抜群の表紙…

大手電機メーカーで課長を務める30代半ばの独身女性・堂園つぐみが,田舎の亡き祖母の家で50代の大学教授・海江田醇と成り行きから同居することから始まるラブロマンス.読書会で本書を薦めてくれた女子が「海江田教授は理想の男性」と語るなど,渋好みの女性には人気のようです.

まぁ,ファンタジーなんですけどね.

だいたい50代のイケメン独身男性教授(初婚)なんてどこに転がってるんだよ!ファンタジーだろファンタジー!…と思ったら,『Love, Hate, Love』にも転がっていた.最近は枯れ専ブームなのか…?

それはさておき,つぐみは30代半ばで不倫経験もあるキャリアウーマンで,過去の傷を引きずりつつ一歩踏み出すことを恐れている(海江田いわく「幸せウツ」)という,実生活でもよく見かける女性.その彼女が海江田と知り合うことで再生していく話…というとまとめすぎでしょうか.作中つぐみが,

…さよなら私の王子様

と過去の不倫相手に心中で語りかけるシーンがあります.しかし,つぐみを呪縛から解放するのが新たな王子様(大学教授)でした,というのがいかにも少女漫画らしい.いや批判しているわけではないです.こういうテーマは昔から何度も語られるからこそ面白いのです.

実際,つぐみのような幸せに縛られる女性というのは多々いて,彼女らを救えるのは海江田のような年齢を重ねた人間であるというのもまた真実.30代の人間は,現実と対比させて読むと面白いかもしれません.でも女性は夢を見過ぎるな.海江田みたいな優良物件はまずないぞ.


西炯子さんの作品は初めて読みましたが,絵柄がさっぱりしていて,女性がかわいらしくて好きです.どこか色気というかエロスがあるのも.コンプリートを目指しましょう.